2012年3月22日木曜日
フランク・ゲーリーを知っていますか?
フランク・ゲーリーという名前を知らなくても、スペインのビルバオにあるグッゲンハイム美術館のことなら
「ああ、あのウネウネしたヘンなフォルムの美術館ね」
と思い出す人がいるかもしれません。
あのウネウネ美術館を設計したのが、フランク・ゲーリーです(写真でトロフィを持っているオッサンこそが、その人ゲーリー)。
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ゲーリーは古代からの長い長い建築の歴史のなかで
「初めてグリッドから解放された建築家」
と言われています。
ふつう、建物の設計をするときは「グリッド」と呼ばれる升目に沿って線を引いていくのですが、ゲーリーはそれをしません。升目にとらわれない自由な線から、あの奔放で、一見メチャクチャな外見の建築物は生まれるのです。
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ゲーリーは長年、建築界の人々から理解されずにいました。誰にもわかってもらえなくても、ゲーリーは自分の信念を貫いてきたのです。そのゲーリーの先見性や可能性、彼が作る建物のよさをいち早く理解し、支持してきたのは、彫刻などのいわゆるファイン・アートの世界に生きる芸術家たちだったと言われています。ゲーリーが作る建築物にはいつでも賛否両論がつきまといますが、彼のデザインには熱狂的な信者が多いこともまた事実です。
と、美術史的な説明はこれくらいにして、なんでここでゲーリーの名前が出てくるかというと、ゲーリーがこの夏に行われるワールドカップ・ホッケーに優勝したチームに授与される新しいトロフィのデザインを� �当したからなのです。
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「このトロフィのデザインには真剣に取り組んだ」と語るカリスマ建築家ゲーリー。1996年に行われた前回のワールドカップの優勝トロフィはもちろん、NHL に関連するすべてのトロフィを見たそうです。でも、いずれのトロフィも、新しいトロフィのデザインには何の影響も及ぼさなかったのだとか。
「優勝したチームがこのトロフィを持ち上げて、リンクをぐるぐる回る瞬間を、心待ちにしているよ。トロフィが壊れないといいんだけど。それから、みんながこのトロフィを気にいってくれるといいな」(ゲーリー)
現代に生きる建築家で鬼才、英才と呼ばれるビッグネームはたくさんいますが、なんで新トロフィのデザイナーとしてゲーリーに白羽の矢が立ったのかといえば、ゲーリーがトロントで生まれ育ったカナダ人だからなんでしょうね、きっと。決勝戦はトロントのエアカナダ・センターで行われるし。ゲーリー本人も「ホッケーとともに育った」って語っているし。
決勝は9月14日。栄冠に輝くのはどの国の代表チームなのでしょうか。そして、おニューのトロフィを受け取って掲げるのは、どのキャプテンなのか。そのシーンを見るのが今から楽しみですね。
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